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日々の、句読点。



いざ京都

お正月3日目。
これから京都の下鴨神社へ初詣に行って参ります。
お天気はよいものの、風が強くて寒そう…(>_<)
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●本日のコーディネート●

きもの:薄桃色のお召し
帯:紺地に梅模様の紬
帯揚:若竹色の綸子
帯締:五色束ねの紐
羽織:クリーム地の紅型染め

キモノはほとんど無地に見えますが、細かな十字模様が織り込まれています。
羽織は母のものですが、仕付がついたままでしたので、
今日が三十年目の仕立て下ろしです。
これまた裄丈が短いので、きものが飛び出してくるの…。かっこ悪!
極力腕を下に下げないようにして、ごまかすしかありません。

しかしその方がかえってお行儀よく見えたりするから不思議ですね。
きものを着始めて思うのは、体の動きを不自由に制限されるほど、
無駄な動きがなくなって所作がきれいに見えると言うこと。
物を取るときに袂を片手で押さえる仕草、
いすに座るときに裾をそっと直す仕草。
立っているときも裾が広がらないように足を揃えますし、
襟が乱れないように首もまっすぐにします。

これもはじめは慣れなくて、肩こりやら頭痛やらで大変でしたが、
だんだんと自然にできるようになってくる…はず…。

きものの良さは、きもの自体の色合いや模様の美しさもありますが、
所作やたたずまいの女性的な美しさを引き出すところにあるのではないか
と思います。

きものを着たからって、急にしおらしくするなんて変じゃない?
同時にそうも思います。
まずは型通りに「きもの的」な所作を身につける。
そしてそれを周りからも気づかれないくらい自然に、
馴染ませて行けたらいいなと思います。
by xxyasukoxx | 2006-01-03 13:39 | お買い物
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上京して1年。さすらいOLのくらしの足跡。

by xxyasukoxx