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日々の、句読点。



アンコール遺跡群 ~旅日記②~

さて、プリンス・ドゥ・アンコールで一泊し、二日目はアンコール遺跡群へ。

現地ガイドのロンさんに連れられて、一本道を走ること20分程。
ワゴンには私とacoさんの他にハネムーンのカップルと
二十歳の娘とそのご両親の計7名。
それぞれ泊まるホテルは別だったので、ちょうどよい距離感でした。
アンコール遺跡群 ~旅日記②~_f0019385_23172617.jpg

大迫力!アンコールトムの入り口です。現在の携帯待ち受け画面はコレです。↑

我々のワゴンの横を、荷台に20人くらいの人を乗せたトラックが
ガンガン走っていく様子には驚きました。
一人乗りのバイクに中学生くらいの男の子が5人で乗っていたり。
聞けば、カンボジアにはバイクの免許はなく、自転車と同じように
誰でも乗ってよいのだそう。
荷台に人が乗ることも、一応人数制限があるらしいのですが
ポリスに見つかったら、その場で罰金を支払って、またそのまま
何事もなく走っていってしまうのだそうです。

行ってから知ったのですが、4月14日はカンボジアのお正月なのだそうです。
お正月と言えば初詣、ということで、寺院であるアンコールワットに
普段はあまり訪れない地元の人たちもお参りに行くため、
アンコール周辺は、たいへんな人手となっていました。

ちなみに、アンコールとは「都」という意味で、ワットは「寺院」。
つまり、「お寺の都」ということなんですね。
隣にあるアンコールトムのトムは「大きい」の意なので、「大きな都」です。
大きな、の文字通りトムは敷地面積が四方3キロあり、ワットの約4倍の広さ。
アンコール遺跡群 ~旅日記②~_f0019385_23172681.jpg

アンコルトムの観音様の巨大な顔。京唄子似。↑

古代カンボジアでは、王様が変わる度に、新しい寺院を建設したのだそう。
宗教は王様によってまちまちで、ワットはヒンズー教、トムは仏教です。
宗教の違いは建造物にもよく表れています。

ワットの壁画には、ラーマーヤナに代表される神話の神々がレリーフで描かれ、
トムの壁画は、当時の庶民の生活ぶりや、侵略者との戦いの様子がモチーフで
コミカルな描写もあり、親しみやすい雰囲気を感じました。
実際に訪れるまで、大きな顔のある遺跡がアンコールワットだと思っており、
トムとワットのイメージを混同していたことが判明。
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かの有名なアンコールワット。前の池に寺院が映っております。↑

そして、池の前でこんな人を発見。
こ、これは・・・。
アンコール遺跡群 ~旅日記②~_f0019385_23172859.jpg

愛知県岡崎市の特産品「八丁味噌」Tシャツです。↑

聞けば、寺院を撮影していた日本人のテレビスタッフが現地スタッフの彼に
プレゼントしたものなんだそうで。
着ている本人はなぜみんなが注目しているのかも分かっていない様子で、
静かに淵に座って池を眺めていらっしゃいました(笑)
by xxyasukoxx | 2006-04-29 23:17 | 雑記
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上京して1年。さすらいOLのくらしの足跡。

by xxyasukoxx