元旦は毎年朝に家族そろってお節をいただいた後、
午後から市内の親戚の家に行き、新年のごあいさつをします。
今年は叔母、二人の従兄弟のお嫁さん、その子供ちゃんもきもの姿で
日本のお正月気分満点でした。
ちなみにお嫁さんたちのきものは、叔母の持ち物を分けたという、
縞大島のアンサンブルで、お正月にと示し合わせて着てこられたのだそうです。
黒地に赤、黒地に緑でそれぞれ幾何学模様が織られている
落ち着いた雰囲気のものでした。
こうやって受け継がれていくきものって、素敵ですね。
ただの衣装ということ以上に、家族のつながりのようなものを感じます。
●若菜ちゃん 4歳です●
朝から美容院で着付けとセットをしてもらい、きれいなおべべに上機嫌。
わたしたちがお邪魔したときには、お節を食べるのに汚さないように
前掛けをつけていたのですが、わたしもキモノを着ていると見るや否や、
ぱっと前掛けをはずして、おべべを披露してくれたのでした。
さすが、小さくても女の子だ~と感心してしまいました。
●わかちゃんとわたし●
わかちゃんの帯締めがどんどんさがってきているのは、ご愛嬌(^_^;)
●後姿はこんなかんじ●
朱色の椿の模様です。
これも母の持ち物ですが、うちにあるものとしては珍しく青系だったので、
どの着物に合わせたものか(きものも帯も赤・オレンジ系が多いので)
いろいろ引っ張り出して合わせてみたところ、この白地の付け下げが
一番しっくりくるように思い、決めました。
梅も椿も季節にかなったものだし・・・ですよ、ね?
しかしあぁ・・・背中のきものがたるんでいますね(+_+)
着物姿の一番の魅力は後姿にありと思っているわたしとしては、
ちょっといただけない着姿ですね・・・。
やわらかものだとすべりが良いぶん余計なゆとりがあると
ばっちり分かってしまうものなのですね。
普段はきばらずラクに自然に、をモットーにしていますが、
やっぱり「いいとき」のきものは、ぴしっとぱしっと。
TPOで着付けをうまく変えられるようにしたいものです。
とにかく、着る!
むりやりにでも着る機会を作る!
2006年の抱負です。